2010年12月11日土曜日

取り残されたフユシャクのメス


もう、クロスジフユエダシャクのオスは殆ど飛んでいないのにメスがいた。
これまで観察してみると上手く結婚できるカップルは意外に少ないようだ。
しかしあれだけたくさん発生するのだから夜に集中するのだろうか。

2 件のコメント:

ASUZUKI さんのコメント...

こんにちは。

クロスジフユエダシャクも♂は見られなくなりつつありますね。一般に鱗翅類は♂が先に羽化し、やや遅れて♀が羽化(翅は小さいかほとんどありませんが)することが多いようです。
フユシャクの仲間も♀は出てくるとすぐに交尾する場合が多いです。なお、交尾開始時間はクロスジは明るいうちから交尾をしている場合もありますが、多くのフユシャクの仲間は暗くなってから交尾をします。深夜に交尾を行う種類もいます。鳥の目などの外的を避けているのでしょう。
で、昼間に単独でいる♀は交尾済みの場合がほとんどです。
♂は交尾が済めば御用済みですが、
♀は産卵を行う必要があるため、♂よりも長く生きる必要があります。クロスジの場合、関東では♂は12月中旬頃までに姿を消しますが、♀は時には年が明けてからも見られることがあります。
イチモジフユナミシャクの♀なども♂は1月初旬までですが♀は一月末まで見られます。

てんとうむし さんのコメント...

ASUZUKIさん、そうですか安心しました。

オスがくるのをひたすら待っているのだろうと余計な心配をしました。
もしかしたら産卵も終わっているのかも知れませんね。
ところで産卵している所にでっ食わすのは難しそうですね。
自分の毛でカモフラージュするとあります。
是非見つけたいものです。