2007年12月13日木曜日

昆虫病原糸状菌


カミキリムシの一種が天敵の昆虫病原糸状菌に犯されて死んでいました。
とは言ってももう何ヶ月も前のことでしょうが。
不思議なことに、この菌に冒されると高い場所で死ぬというのです。
この写真のカミキリも1mの高さでした。
菌をばらまくのに都合がよいので虫を誘導するというのですがなんとも信じがたい話です。
カミキリムシ以外にもバッタやハチなども感染するようです。
いろいろ検索して見るとこの菌を利用し農薬としてカミキリムシを防除する取り組みが始まっているようなのです。
カミキリがいなくなり、桑や松が被害に遭わなくなるのはとても良いことですが虫好きには少々寂しくなりますね。

エナガ


撮れそうでなかなか上手く撮れない鳥です。
動きが速くてじっとしていません。
愛嬌のある姿と黄色の紅葉とがよく似合います。

2007年12月12日水曜日

ウスタビガの繭

チョッとおしっこがしたくなって失礼していたら目の前にぶら下がっていました。
もう、この中はカラッポの筈です。
ウスタビガは10月頃に羽化し、繭から出て交尾し、直ぐ近場に産卵して一生を終わるそうです。
卵で越冬して春に孵化するという訳です。
今度、卵を撮りに行って見る予定です。

クヌギカメムシの仲間

仲間としたのはお腹にある気門の色を確認しなかったからです。その色が黒だったらクヌギカメムシ、緑色ならサジクヌギカメムシだということです。
風船のように膨らんだお腹には卵がたくさん入っているようです。卵から孵った幼虫の食べる寒天状のご飯も入っている筈です。

産卵するかなと見ていましたがいつの間にかいなくなりました。

ヒヨドリとツグミ


霜が降りるとマメガキは急に甘くなるようです。
これまで見向きもしなかった鳥たちが争いながら食べ始めます。
去年は三っ日で総て食べ尽くされました。
この絵からするとツグミの方が食い意地がはっているようです。

2007年12月9日日曜日

ジョウビタキ ♂

一週間前にもこの鳥がこの場所にいたのですが少しだけ姿を見せただけでどこかに消えました。
未だ渡って来たばかりで人間が怖いようです。
メスよりもオスの方が警戒心が強いのかも知れません。
今回も直ぐにいなくなりました。
この鳥の名前はこの白髪頭からきています。
ジョウとはお爺さんの意だと以前読んだことがあります。

2007年12月7日金曜日

ウシカメムシ

今日の東京の日中は14度Cと暖かでした。ワンコを連れていつものH山へ。
木肌に何か動くものを見つけましたがなんだか良く見えません。
クモかなと思いましたが動きが遅いようです。
とりあえず撮ったには撮ったのですが暗かったのと旧式のコンデジの為かボケボケばかり。
さいわい何とか一枚が助かりました。
初めて見つけたウシカメムシです。

2007年12月6日木曜日

クロスジエダフユシャク

12月に入り野山を歩くと白っぽい小型のガがフワフワ飛んでいます。
なかなか止まらないので撮影できないでいました。

やっと止まったのを見つけて撮りました。名前を調べたのですがどうやらクロスジエダフユシャクが一番近いように思います。

2007年12月5日水曜日

モズ

モズを百舌と書くのは他の鳥の鳴き声を数多く真似るからだとありますがそれを聞いたことがありません。

モズの高鳴きや威嚇などで大きな声で鳴くからだと思っていました。

カブトムシの幼虫

朽ちた倒木をひっくり返して見ると見事に太ったカブトムシの幼虫が5匹も出てきました。
写真のモデルになって貰ってから直ぐに戻してやりました。
しかしその割り合いには夏に成虫を見かけないのは何故でしよう。

アキアカネ

この寒さですから、もうトンボはいないだろうといつもの田んぼに行ってみました。
どっこい未だ元気で縄張りを張って、進入者を蹴散らす有様です。
トンボの生命力に驚かされました。
流石にイトトンボの影はありませんでした。
ツマグロヒョウモン、ベニシジミなども未だ健在でした。

2007年12月4日火曜日

ハラビロカマキリ


朝の6時台、懐中電灯持参でワンコの散歩に出ました。
気温5度C、公園の木にカマキリを見つけました。
ハラビロカマキリです、このカマキリはハリガネムシという寄生虫に寄生されることが多くて、そのハリガネムシは寄主を水辺に行くようにコントロールし、腹を水につけた瞬間に脱出して水に入るということです。
なんと自然の仕組みはドラマチックなんでしょう。
ではそのハラビロカミキリはどうなるのでしょう。
この季節に、ここにいるということは運良く寄生されなかったのでしょうか。
ISO400、1/10秒、なんとかブレずに撮れた一枚です。