2010年9月27日月曜日

オジロアシナガゾウムシ


似た種にアシナガオニゾウムシと言うのがいるらしい。
写真を見ると頭に角のようなコブがある。
これから注意してみたい。


この虫も糞に擬態しているのだろう。
驚くとすぐ地面に落ちる。

キマダラオオナミシャク


二週間程前、奥多摩に出かけた時に撮った蛾だが名前が判らなかった。
意外に神経質な蛾で近づくと直ぐに飛んだ。

きちんとした画像が撮れていなかったので無理だと思っていたのだが・・・。
小学生でもわかる「やさしいガの図鑑」様で簡単に同定できた。
有り難いサイトだ。
開長5~6cmにもなる大型のシャクガ。
森林性で幼虫はマタタビ、サルナシの葉を食べるとある。

ナツアカネの打空産卵


一週間ほど前に撮った画像を見ているとナツアカネのメスの尾端に白いものが見える。
あっ、これが打空産卵なんだ・・・
空中産卵ではなく打空産卵というのが面白い。
打水産卵と対比する言葉なのだろう。
パソコンでも「だくうさんらん」で普通に変換した。

もしや、別の写真に白い卵が宙に写っていないかチェックしたが見つからなかった。

夏の終わり


丁度一週間前の高麗川の様子。
茹だるような暑さだったのに今日はセーターが欲しい。

明日から出かけるので暫く休みます。

2010年9月26日日曜日

夏のおわり


足元に光るものを発見。
タマムシの死骸だった。
あの玉虫色は少しも褪せてはいなかった。

子孫を残し役目を果たしたのだろう。

ヒメスズメバチ


先回撮ったノダケの花に通ってくる。
お気に入りの花のようだ。

クワコ


クワコが一頭だけ寂しそうに首を伸ばしていた。
迷子になって仲間を探してでもいるような感じだ。
先日来、あちこちでこれの繭を見つけたのだが、この個体は随分遅れているのではないだろうか。

曖昧な模様でピントが合っているのか 合っていないのかはっきりしない。
これも鳥の糞に擬態しているのだろう。

2010年9月25日土曜日

狭山湖の夕暮れ


家から15分ほど走れば別世界がある。
とくに夕暮れは美しい。

コンビニにいたヤママユガ


昨夜辺り、灯りに引き寄せられて来たのだろう。
お客に踏まれたようだ。
自然の中で発見したいものだ。
これからは大型の蛾が見つかる季節になった。

ホシホウジャクの訪花


この花は以前カクトラノオと書いたがハナトラノオというようだ。
ホシホウジャクはこの花が好きなようだ。
3頭もきて忙しなく吸蜜していた。

この虫も撮るのがなかなか難しい。
これでもかというほど何枚も撮るようにしている。

ウラナミシジミ


台風の影響も朝のうちだけで 予想外の好天に恵まれた。
近くの公園のハギの花にウラナミシジミが来ていた。

コカマキリの腕章


今日のコカマキリは腕の模様を撮らせてくれた。
目に焦点を合わせ、腕の模様も入れるのは意外に難しい。
夕方だったから尚更だ。

2010年9月24日金曜日

シデムシ幼虫


この黒いダンゴムシのデカイのがシデムシの幼虫だと知ったのは つい最近だった。
昆虫ではなくてムカデなどの仲間ではと思っていた。

シデムシの成虫は幾らでもいるし、あまり綺麗ではないイメージがあって 山で見つけてもカメラを向けなかった。
其の為か幼虫まで溯って調べることがなかったのだ。

このシデムシのイメージがどうであれ、重要な働きをしているという。
もしこの虫が居なければ山や野はネズミや虫の死骸で溢れるというのだ。
つまりフィールドを掃除をしてくれる有り難い虫なのである。

皆に怖がられたスズメバチだが 役目を終えたのだろう。
早速シデムシの登場だ。

補助電源


9月の末に北海道に行く計画を立てた。
家内にどうしても連れていって欲しいと以前からから言われていたのだった。
思えばこの三十数年、小さな店を営んで来て 改まって旅などしたことが無かったから
当然の欲求かも知れない。

さて、いざ行くとなると大変なことだ。
フェリーで渡り、10日間ぐらいの日程で、行き当たりばったり、成り行き任せ、疲れたら帰るという、壮大かつ杜撰な計画をたてた。

家内は、やれ動物園だの、霧の摩周湖だの、知床旅情だのと言っているが自分はスキあらば未知の虫に会いたいものだと密かに思っている。
それと紅葉には未だ早過ぎるだろうか。

丁度、8年間10万キロを乗ったT社の車をSUVのD:5に乗り換えた。
エコカー補助金が間に合うというので思いきった。
これで林道も心配なく走れる。

旅館の予約もとらずに行くわけだから時には車中泊もあるかも知れない。
座席はフルフラットにしてもデコボコでとても寝れそうにない。
そこで座布団やらクッションやらで何とか寝られそうにしてみた。
本格的なベッドも市販されているのだが、滅多に使うことはないだろう。
もう夜は寒いだろうから防寒対策も考えなくては。

それと、電源には困る。
携帯、デジカメのバッテリーの充電、ノートPCの電源、車内の照明など車のバッテリーから直接だとバッテリー上がりで動けなくなる危険がある。

なにか良いものは無いものかと検索してみると この大自工業のSG-3000DXというのがいいらしい。一万円足らずとお手頃な値段だ。
早速届いたので使ってみるとなかなかよさそうだ。
エンジンをかけていなくても使えるのが有り難い、走りながら充電する仕組みだ。
20Ahバッテリー内蔵でラジカセを10時間使う能力があるという。

こうして準備しているうちが楽しいのかも知れない。
どんなことが起こるか予測がつかない、家内は熊の鈴を買った。
旅の恥はかき捨てというから何とかなるだろう。

そんなこんなでフィールドに三日ほど出ていなかった。
在庫の写真も使い果たしたので詰まらない写真を載せることにした。

明日は台風の影響がありそうだ。

2010年9月23日木曜日

ワキグロサツマノミダマシ オス


いつも見るワキグロサツマノミダマシとどこか違うなと思って調べてみると成熟したオスだった。
緑色の腹部が小さく 体ががっしりしているようだ。

ヨツボシモンシデムシの習性


死んでいる虫を載せるのは初めてだが題材がないのでお許し願いたい。

シデムシとは鳥獣の死体があると出てくるからとウィキペディアにある。
またその死体を地中に埋める習性から漢字では埋葬虫と書くそうだ。

このヨツボシモンシデムシは、生まれてくる幼虫に番(つがい)で口移しに餌を与える習性があることでよく知られているという。
このような習性は他の甲虫にはないという。

そのシデムシも命が尽きればアリの食料になってしまう。

ヤスマツトビナナフシ


Hirokou's Field NotesのHirokouさんの記事を読んでいたら面白い記事があった。

トビナナフシはこれまで全部同じで 幼体と成虫の違いだろうと思っていたのだが種類が違うという。
ニホントビナナフシとヤスマツトビナナフシがいるという。
それではと過去の自分ブログを検索してみると確かに様子の変わったのがあった。
体の側面に白い線がないことと腹端の突起が飛び出ている。
これがヤスマツトビナナフシだろうか。
だとしたら古い画像だが大事だ。

Hirokouさん、面白い情報を有難うございます。

ツマキシャチホコ 幼虫


最近、毛虫や芋虫ばかりだが、決して好きな訳ではない。
なかなか良い題材が見つからないから仕方がない。


上の画像ははコンビニの灯りにきた成虫だ。
桜の枯れ枝そっくりに擬態している。

2010年9月22日水曜日

アジアイトトンボ メス??


暫く前に撮ったのだが同定に自信がない。
アジアイトトンボ メスだろうか。

モモノゴマダラメイガ


9月2日に撮ったのだが 調べないままでいた。
今、モモノゴマダラメイガだと判明。
名前のとおりモモ、クリ、リンゴ、ナシ、マツ、スギなどを食べるとある。

ゴイシシジミ


ササの葉が茂っている所を通ったので帽子でガサガサ音を立てるとゴイシシジミが飛んだ。
このように葉裏でじっとしているので なかなか見つけづらい。

ヤブキリ メス


高い所にいた。
獲物を探しているのだろう。
ヤブキリは肉食だ。

キタテハ幼虫??

キボシカミキリ


ヤマグワの古木でじっとしていた。

2010年9月21日火曜日

巾着田のヒガンバナ


9月21日の開花状況。
今年は大幅に遅れているという。
これでも良く咲いているところを選んだ。
今週の土日は一面真っ赤になるに違いない。

ムモントックリバチの巣


金属製のフェンスの窪みにムモントックリバチの巣があった。
ハチが傍にいれば絵になったのに・・・。

オナガサナエ ♂

彼岸花は寂しかったのだが、高麗川の河原近くでオナガサナエ♂に会った。
前回はメスだったのでこれで両方撮れた。
この個体ものんびりしていて近づいても逃げなかった。

セスジツユムシ♀ ?


露出過多で背面が白飛びして不明瞭だ。

コミスジ


コミスジが産卵しているようだったが食草、食樹が違うようだ。
吸い戻し行動かも知れない。

ハグロトンボの産卵


ネットで巾着田の彼岸花の情報を調べると・・・
今年は猛暑で大幅に開花が遅れていて、まだ一部分しか咲いていないという。
それなら却って人が少ないはずだと出かけた。

車の整理をしていた方に聞いたら連休には3000台の車が入り何処もいっぱいになったと言っていた。

水路でハグロトンボが産卵していた。
オスが見張っているように見える。

それにしても先日のアオハダトンボは残念なことをした。
いつの日か再会したいものだ。

2010年9月20日月曜日

アオマダラタマムシ

7月の下旬に撮ったもの。
題材がないときに使おうと思っているうちに、しまい忘れて行方不明に。
そろそろ賞味期限が切れそうなので探してやっと見つけた。
かなり高い幹にいたもの。
お気に入りの虫だ。

ヤマボウシの果実


ヤマボウシの実が熟し始めた。

以下はウイキペディアより抜粋。
マンゴーのような味がするという。
次回見たら食べてみよう。

果実は集合果で9月頃に赤く熟し、直径1~3センチで球形、食用になる。種子は約3ミリで、大きい果実には3~4個、小さい果実では1個入っている。果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがある。果皮も熟したものはとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感がある。果実酒にも適する。