函館山の夜景

帰りのコースを青函カーフェリーにと変更したのはこの函館の夜景を見たいのも理由の一つだった。
もう一つの理由は19時間の船旅はいささか長すぎて往路は時間を持て余しぎみだったからだ。

函館のホテルで検索するとマイカーは夜10時までは規制されて函館山の展望台に行くことが出来ないとのこと。
タクシーならOKだが現場で待たせたりと面倒だ。
9時45分ごろに規制されている地点前まで行って解除されるのを待った。
真っ暗な住宅地の路地に車を停めた。

10時ぴったりになり規制が解除されると、何処からともなく車が次々に出てきて、50台くらいが一斉に山を登り始めたのにはびっくりした、というかホット安心した。
暗くて急カーブのある山道で単独では心細いような道だった。

展望台には若いカップルがたくさんいた。
ロマンチックで恋を語るのにいいのだろうか。
だが、寒くてそれどころではなさそうだった。

私たちは何とかこの絶景を写真に収めたいとそればかりだった。
風が強く、暗い、三脚につけたカメラが大きく揺れた。
私の一眼レフの画像は半数がブレた。

驚いたことに家内のパナG1は手持ちなのにブレていない。
近い将来はミラーレスの時代が来るのかもしれない。