2008年10月15日水曜日

シロヘリクチブトカミキリの成虫と幼虫


とある農業系大学の実験農場に行く機会に恵まれました。

大豆畑にはたくさんのシロヘリクチブトカミキリの成虫と幼虫がいました。
大豆の葉を食べる大害虫だとばかりと思いきや、調べてみると反対に大益虫だと判りました。
このカメムシは肉食で一日に4~8匹の蛾などの幼虫を食べる(体液を吸う)作物の見方なのです。

写真を撮るときは気が付かなかったのですが幼虫の口は何かの幼虫に突き刺さっています。
大豆の葉の食痕は、カメムシではなくてこの芋虫の仕業だということになります。

このカメムシは九州以南にしか住んでいなかったのが、今では関東にまで北上してきたようです。

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