狭山丘陵を散策してはその折々に見つけた昆虫、野鳥、植物などをカメラに収めています。そして自分なりに勉強し分ったことを書いてみたいと思います。 写真の上でクリックして頂けると大きな画像をご覧になれます。 ここに書いてあることは間違っている可能性が大です。 決してそのまま信用しないでください。 最近は伊豆の伊東での観察も含まれます。
>「月夜の女神」と呼ばれるそうですがこれは本種の学名が「Actias artemis」だったことから来ています。種小名の「artemis」はギリシア神話の月の女神(アルテミス)から採った名前です。「だった」と過去形で書いたのはつい最近、この学名が見直されて現在の学名は「Actias aliena」となってしまったからです。この辺の事情は「がいすと」さんこと神保博士のホームページのMothBlog+の中の2007年12月30日付記事をご参照下さい。なお、アルテミスはウィキペディアによれば、本来は「山野の女神」だったものが後に本来の「月の女神」であるセレネーと混同されて月の女神とされたそうです。月であれ森であれ今までは女神の称号をもらっていた気高い蛾だったものが、aliena(アリエナ:縁故のない、変わった、他の、の意味だそうです)に変わってしまうことに「あり得ない!?」と嘆いている方は大勢いるようですが、時代の流れ?と受け止めるしかありません。ちなみにここはすでに変更されています。(以前は、本州以南亜種が Actias artemis aliena、北海道亜種が Actias artemis sjoeqvistiでした。)長くなり失礼しました。
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>「月夜の女神」と呼ばれるそうですが
これは本種の学名が「Actias artemis」だったことから来ています。種小名の「artemis」はギリシア神話の月の女神(アルテミス)から採った名前です。
「だった」と過去形で書いたのはつい最近、この学名が見直されて現在の学名は「Actias aliena」となってしまったからです。
この辺の事情は「がいすと」さんこと神保博士のホームページのMothBlog+の中の2007年12月30日付記事をご参照下さい。
なお、アルテミスはウィキペディアによれば、本来は「山野の女神」だったものが後に本来の「月の女神」であるセレネーと混同されて月の女神とされたそうです。
月であれ森であれ今までは女神の称号をもらっていた気高い蛾だったものが、
aliena(アリエナ:縁故のない、変わった、他の、の意味だそうです)に変わってしまうことに「あり得ない!?」と嘆いている方は大勢いるようですが、時代の流れ?と受け止めるしかありません。
ちなみにここはすでに変更されています。(以前は、本州以南亜種が Actias artemis aliena、北海道亜種が Actias artemis sjoeqvistiでした。)
長くなり失礼しました。
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