狭山丘陵を散策してはその折々に見つけた昆虫、野鳥、植物などをカメラに収めています。そして自分なりに勉強し分ったことを書いてみたいと思います。 写真の上でクリックして頂けると大きな画像をご覧になれます。 ここに書いてあることは間違っている可能性が大です。 決してそのまま信用しないでください。 最近は伊豆の伊東での観察も含まれます。
2010年7月31日土曜日
初めて撮ったコフキトンボ
これまでコフキトンボのことは意識したことがなかった。
シオカラトンボやシオヤトンボが成熟して粉を吹いたものの総称だとばかり考えていた。
が、友人から画像を頂き、やっと気がついた。
それではと探すのだが これまでは見つからなかった。
お陰様で今日撮ることができた。
独特のへの字スタイルでとまることが多いが、それと決定的な違いはヒダの位置だ。
一番上の画像を参照して欲しい。
このヒダは他種にはない。
真ん中の画像は帯型のメスだが、これは帯型ではないメスに比べて非常に珍しいとのことだ (関東ではのこと)。
2010年7月30日金曜日
ツヅミミノムシ (マダラマルハヒロズコガ)
本名は舌を噛みそうな名前だ。
開張♂16-20mm 、♀21-26mmの小さく地味なガだが忘れることができない。
幼虫が面白いからだ。
別名にあるように鼓のような形のケースの中で暮らす。
下 の写真は5月26日に撮ったものだ。
幼虫は冬でもスギの樹皮などの中にいる。
ケースは隠れ場所と防寒の為にあると思う。
素材は自分の糞のようだ。
初めて見たときに不思議な姿と虫の知恵に驚いたものだ。
2010年7月29日木曜日
クロメンガタスズメ幼虫???
昨日、シモフリスズメ??として載せた幼虫の前を通ったので再度撮ってきた。
昨日よりも撮影しやすい場所(葉)に移動していた。
今一度、幼虫図鑑を見たがこれはクロメンガタスズメではないだろうか。
斜めの線が紫色だ。
もしそうだとすると初見の蛾だ。
成虫を見てみたいが持ち帰ったとしても羽化させる術が分からない。
何処で蛹になるのだろう。
どれぐらいで羽化するのだろう。
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少し調べてみた。
地面のなかで蛹になり越冬、羽化は来初夏。
寄生される確率が高く前蛹になれるのは1/6と書かれていた。
成虫を見るのは非常に難しそう。
セミヤドリガの謎
雨だったが強引に出かけた。
家にいると なんだか体が鈍りそうだ。
雨は大したことがなかったが蚊の攻撃には辟易した。
10箇所は刺されただろうか。
これからはキンカンは必携だ
セミヤドリガに寄生されたヒグラシがいた。
よく見ると4匹もついている。
セミの成虫は2週間ほどしか生きないので体液を吸われてもそれが原因で死ぬことはないらしい。
しかし衰弱することは間違いないだろう。
セミヤドリガの幼虫も2週間の間に繭に成らなければ致命的になるから忙しいだろう。
この蛾のことは明治には解っていたらしいが、未だにどんなプロセスでセミの体に取り付くかははっきり解明されていないという。
一説には樹に付いている卵がセミのとまる音、羽ばたく音に刺激されて孵化しセミに取り付くというもの。それもメスにだけ寄生するという。
しかしそんなに上手く素早い動きができるのだろうか。
もし真実を解明すれば昆虫史に残るだろう。
2010年7月28日水曜日
これはなんだろう???
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