10月28日に見つけたジョロウグモの卵のうを見ると、もう既に母蜘蛛はいませんでした。
力尽きて地面に落ちたのか、鳥に食べられたのか定かではありません。
そして替わりにいたのが複数のヨコヅナサシガメです。
なんとそのヨコヅナサシガメが卵のうの上から口吻を突き刺していたのです。
ここから先はあくまで私の推測なのですが、ジョロウグモの母親はしばらく卵のうを守っていて、その卵の汁を吸いに来たヨコヅナサシガメと闘ったのではないかと思うのです。
その証拠がたくさんのヨコヅナサシガメの死体です。
糸に絡まれて動けない状態で死んでいます。
そしてついに力尽きたのだと思うのです。
卵のうの中の卵は体液を吸われて大多数は死にますが少しは無事に残るのではないでしようか。
ジョロウグモはいかにも強そうですがスズメバチに狙われ鳥に追われ、卵はサシガメに襲われる厳しい世界で生きているのです。
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