2010年6月8日火曜日

自然の摂理とは言うけれど・・・ヤマカガシに襲われたシュレーゲル

田んぼの水路に小さいヤマカガシがいた。
私に驚いて慌てて逃げまどった、まだ子供のようだった。
「頭隠して尻隠さず」ではなく胴隠さずや、じっと固まって相手がいなくなるのを待ったりと仕草が子供らしかった。

しかし、後にこのヤマカガシが大舞台を演じることになった。

頭だけ潜って胴はそのままでじっとしていた。

30分ほど一回りしてここの場所に来てみるとなにやら白い大きなものが動いていた。
よく見るとお腹がパンパンに膨れたシュレーゲルのメスが先程のヤマカガシに襲われていた。






あとはもう、想像の通りであった。
10分ほどで飲み込まれてしまった。
シュレーゲルの卵が生々しい。
自然の摂理とはいえ複雑な心境だった。


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