2010年5月25日火曜日

サラサヤンマの産卵




去年、サラサヤンマを観察した湿地に行ってみた。
今年もすでに数回観察はしていたのだが撮影はできていなかった。
今日は直ぐに現れて案の定私の周りを回ってパトロールし始めた。
どこかに止まらないかと待っていると足元に止まったのである。

そしてなんと産卵を始めたのである。
延々と5-6分間、羽根を少し震わせながら産卵を続けたのにはこちらが興奮してしまった。

調べると下のサイトの中段に同様の写真が載っている。
http://www.odonata.jp/04topics/Sarasaechna_pryeri/index.html

これで、サラサヤンマは羽化と産卵が観察できたことになる。

幼虫の観察はきわめて難しいようだがヒントをもらったので挑戦してみたい。

2010年5月24日月曜日

ぶどうパンのような繭

イチモンジカメノコハムシ


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ジンガサハムシ
幼虫はヒルガオを食べる。
これでも上手く飛べるのが不思議。
金色が鮮やか。


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ヨシカレハの繭??
好物のぶどうパンのような形だ。
黒いぶどうの部分は毒毛だという。
鳥などに食べられないようにとの親ごころ?

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アナアキゾウムシの仲間
成虫はクヌギ,ナラやヌルデの樹液に集まるとのこと。

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ヤマシロオニグモ
色や斑紋の変化が激しい。
昼は葉陰でじっとしているらしい。


2010年5月23日日曜日

ホトケドジョウ

ホトケドジョウの幼生

2cmぐらいの子供。
成熟すると6cmぐらいになるらしい。
このトジョウも数を減らしているらしい。
絶滅危惧IB類(EN)環境省レッドリスト

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マメゲンゴロウの仲間??

体長7-8mmの小さいゲンゴロウだ。
田んぼの中を覗くとあちこちで忙しそうに動いている。
あの、子供頃によく見た大きなゲンゴロウは、絶滅危惧種になりここではもう見ることが出来ないという。
時々、翅の中に蓄えた空気を交換するために水上にお尻を出さなければならない。
背中に沿って一筋の空気が流れているのが見える。
虫たちは巧みに生きるための仕掛けを持っているから面白い。
アカムシやミズムシを食べる肉食性。

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種類が判らないヤゴ
アキアカネのヤゴだろうか?
15mmぐらいの小型である。

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カワニナ

田んぼの用水路に何か水生昆虫は居ないかと掬ってみた。
観察ケースはCDの空ケースをテープで目張りして代用。
網に入ったのはまずカワニナ。
横から見るとゾウのようだ。
こんなに強そうなのにホタルの幼虫に簡単に食べられるとは・・・

詳しい人にきいたのだがそろそろホタルが上陸を始めたそうだ。
夜に来るとところどころで光っていて観察出来るとのこと。


2010年5月22日土曜日

ムツボシタマムシ

カワトンボ

未だ尻尾の先っぽだけが白い粉を吹いているが直ぐに真っ白になるのだろうか。
数はすくなかった。

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マドガの吸蜜
小さいけれどお洒落な蛾である。

御岳渓谷の砂地にたくさんいたことを思い出した。

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トラフシジミ
栗の花芽が伸びてきたので、気の早いアカシジミでも居ないか見ていたらトラフシジミが飛んできた。
この栗の木にはクスサンの幼虫が大発生する筈だが今年はどうだろう。

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トノサマガエル??

クロスジギンヤンマの撮影に夢中になっているとプカリと浮かんでいるカエルがいた。
ドジな爺さんだなぁぐらいに思っているようだった。

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クロスジギンヤンマの飛翔

なんとか綺麗に撮れないものか再挑戦した。
置きピンで連写をしてもブレて上手く撮れない。
手ぶれ補正を解除して流し撮りにすればいいかも。

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初めてみつけたムツボシタマムシ

見た瞬間、この虫は初めて見たぞと思った。
四つ星に見えたが帰ってから調べると四つ星では載っていない。
よく見ると胸と腹の境目ぐらいに目立たないが小さい斑点が見えた。
下の写真は大きさが解りやすいように画鋲と写した。
10mm前後、小さいながらどこか風格がある。
ここは一昨年にクロタマムシを見つけた場所だ。

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モンスズメバチの巣作り

ハチが植生に入り込んだので覗くと巣作りの真っ最中。
未だ巣の端は濡れて柔らかそう。
民家の垣根なので見つからなければいいが。
図鑑に書いてある通りの巣のカタチだった。

2010年5月21日金曜日

アオシャチホコ?

この種は後翅がはみ出ているのが特徴。

トラマルハナバチ


このハチは羽音が凄いからすぐに分かります。
花粉あつめに懸命。

田んぼにて・・・

マツモムシ

空気をお腹に抱いて背泳ぎしながら虫やオタマジャクシを捕まえるという。
3番目の脚はよく発達していてオールそっくり、素早く泳ぎます。
1番目と2番目の脚で獲物を捕まえるという合理的なつくり、飛ぶ時は180度ひっくり返えり、飛ぶのも得意ということです。

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カワセミ

渓流の宝石の筈ですが田んぼでダイビングしていました。
まさか・・・オタマジャクシを採っているのでは・・・

2010年5月20日木曜日

タイワンキシタアツバ

飛ぶときに黄色いシタバがよく目立ちます。
よく似た種にクロキシタアツバがあります。

忙しいセグロアシナガバチ



巣材を求めて数匹が通っていました。
こんな時は近づいても安全です。

ツバメの巣材運び?

これから巣づくり??
田んぼの泥を運んでいるようです。

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カブトムシは太っ腹

雨が上がったので、いつもの所へ何か居ないかと見にいきました。
樹液にはたくさんの虫が来ていました。
サトキマダラヒカゲや蛾も来ていました。
流石はカブトムシ、スズメバチなんか全く気にしていないようです。

2010年5月19日水曜日

川下り

長瀞のライン下り


17日、気温25度Cになるというので長瀞にでかけました。
水が少なくて迫力は今一でした。
本当の狙いは虫や鳥でしたがさっぱりでした。


長瀞にて

コニワハンミョウ
斑紋からコニワハンミョウのようです。
川原などの砂地に多いらしい。

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クロスジギンヤンマ
ホバリングしているところをやっと撮った一枚。

2010年5月18日火曜日

クロスジギンヤンマの求愛行動

クロスジギンヤンマ
クロスジギンヤンマは日陰の多い池や沼がお気に入りのようです。
 未だ、成虫になったばかりですが成熟するとメスを求めて高速で巡回します。
 今は未だ食い気が先のようです。

 トンボの行動を研究している方に合いました。
 このトンボロボットはモーターでプロペラが回る仕掛けになっています。
 回転スピードはコントロールされ、推進力ではなくてハネの羽ばたきを表現しているので  す。
 このロボットは短い釣り竿に結ばれています。
 
 クロスジギンヤンマは反応しましたが未だ未熟のようで交尾体制には入らず、すぐに偽物と 見破ったようでした。
 もう少し経つと激しく反応するそうです。

 山地の製材所の回転ノコに、この誘惑にかられたたくさんのトンボ類が飛び込み自殺する といいます。 


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ショウジョウトンボ

 羽化したばかりでしょうか。
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ツマグロヒョウモン♂
 すっかりお馴染みになりました。
 ここの場所では繁殖も確認しました。

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サトキマダラヒカゲ 
 今年こそはヤマキマダラヒカゲを見たいものです。

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ミカドガガンボ
 今年も、もうガガンボの出る季節になりました。

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ヤマトゴキブリ♀
 ハネが短いのでメスでしょう。

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スズメバチの若い女王たち
 樹液をとり合って激しく争っていました。
 これから単独で子供を育てるのでしょう。

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アカボシゴマダラ
 田んぼの泥土には、なにか惹きつける成分があるのでしょう。
 何回も飛んでは降り、とんでは降りして舐めていました。
 赤い斑紋が薄い個体のようです。