まだ若い方でコツバメの飛翔写真を撮りに来られたとの事でした。
途中で失礼したのですが上手く撮られたでしょうか。
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シラホシコヤガの成虫は未だ見たことがないのですが幼虫は良く見かけます。
あまりに不思議な虫で目に焼きついているせいなのかも知れません。
上の写真では下側が頭です。
幹に生えている苔(地衣類)をノックするような仕草で食べるのです。
そして時々、本当に時々ですが体に口移しで苔をくっつけるのです。
その時の写真が真ん中です。
体にくっ付いた苔は枯れないで生きているのでしょう、つまり畑を体に纏っていることになります。
これも想像ですが食べ物が見つからないときは、これを食べるのではないでしょうか。
身を守るカモフラージュと食料の確保を同時にしているとしたら何と賢い虫なのだろうと思います。
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下の写真は蛹になったところです。
同じ木の雨を直接受けづらそうな窪みに下がっていました。
この蛹は何週間か前にこの木で観察した幼虫に違いありません。
成虫は6月頃に出ると書いてあります。
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