2009年2月11日水曜日

フユシャクのメス


しばらくぶりにフユシャクのメスを見つけました。
オスの姿なぞ何処にも見えません。
これで結婚出来るのか心配になりました。
-------------------------------------------------------
ASUZUKIさんから、このフユシャクのメスはシロフフユエダシャクだと教えていただきました。
そして交尾は夜8時すぎから行われるとの事です。寒くて真っ暗な山の中なのにフェロモンの力は偉大です。詳しくはコメントを是非ご覧ください。
ASUZUKIさん時間を掛けての詳しい解説をどうも有難うございます。
紹介していただいたサイトを勉強させていただきます。
ゴミムシの件、今一度調べてみたいと思います。

1 件のコメント:

ASUZUKI さんのコメント...

こんばんは。

このフユシャクのメスは時期と外見からおそらくシロフフユエダシャクのメスでしょう。
なお、フユシャクの交尾は一部の例外(クロスジフユエダシャクなど)を除いてほとんどが日が暮れた後に行われます。比較的早いウスバフユシャクの場合で日没後30分くらいから始まり、ピークは日没後2時間後くらいです。
他はもっと遅くてシロフフユエダシャクの場合、夜8時前の交尾は見たことがなく、大体は夜9時過ぎです。種類によっては深夜に交尾を行うものもいます。

ですから、これらのフユシャクの場合、昼間に単独のメスを見つけてもまず、交尾を行うところは見られません。(まれに前夜に交尾したペアがそのまま翌日まで交尾したままの状態の場合がありますが)
なお、きどばんさんのホームページ石神井公園のクモくも蜘蛛・蟲にフユシャクの詳しい観察記録(下記)が載っていて参考になります。

シロフフユエダシャク コーリング~交尾~産卵
ウスバフユシャク
クロテンフユシャク

きどばんさんはクモ(蜘蛛)がご専門のようですが、昆虫についても大変お詳しく、よく観察されています。

ところで、「馬蹄形の黒い縁取り」のある不明種ですが、私も詳しくはわかりませんが、オサムシ科のゴミムシの仲間に見えますが、いかがでしょう?