2008年3月31日月曜日

ヒメアメンボ

水生 植物のあるス水域を好むアメンボです。
植物の葉などに産卵し、孵った幼虫も水面で暮らし落ちた虫を食べるそうです。
そのうち、交尾している様子が見られるかもしれません。

2008年3月29日土曜日

ヒゲナガハナバチと花粉塊

この写真は一週間ほど前に撮りました。

背中にこんな黄色いリボンのようなものがあるハチがいるのだろうかとアチコチ調べましたが

ずーっと判らずじまいでした。

でも今日、やっと謎が解けました。

ハチはヒゲナガハナバチの一種、背中の黄色いリボンは花粉塊と言うようです。

花粉塊はシュンランやシランなど蘭の仲間が 受粉のためにハチなどにくっつけて遠くへ運ばせる花粉の詰まった塊という訳です。
匂いに誘われて花の中に入った虫が出るとき後退りすると機械仕掛けでくっ付くというのです。
蘭科の花は中には蜜はなく匂いだけで虫を騙すというのですから知能犯です。
自然界はカラクリに満ちています。

ミヤマセセリ♂

飛んでいる姿は殆ど黒く見えます。
裏面が黒いのかもしれません。
この前から気になっていたのですが、なかなか近くに止まりません。
今日は運よく目の前に止まりました。アングルを考える余裕もなくシャッターを切りました。
3月、4月に発生するとあります。40mm。

青大将


お花見陽気に誘われて、ながーい眠りから覚めたようです。
どうやらこの石垣の割れ目が冬眠の場所だったようです。
アップで見るとなかなか可愛い顔をしています。


アゲハ春型

花にではなく地面の土を舐めていました。
何回も同じ場所に舞い降ります。
なにかミネラルのような養分があるのかもしれません。
夏型よりかなり小さく華奢な感じです。

2008年3月27日木曜日

ヤスマツアメンボ

樹林に囲まれ、陽の当たらないところに水が湧き出ています。
流れがほとんどないこの水溜りにいました。
一匹だけです、どうやら縄張りがあるようです。小型のアメンボです。
決して多くはなくて絶滅が心配されている県もあるようです。
1年に3回ほど世代交代があり、水に落ちた生きた虫を食べるとあります。
アメンボの名前は飴の匂いがするからだそうで意外でした。
ではヤスマツは人の名前でしょうか。

イラガの繭の抜け殻

幼虫も成虫もまだ見たことがありませんが繭を見つけました。
羽化したときの抜け穴が見事な円なのに驚きました。

オナシカワゲラ

湧き水が染み出ている場所があります。
これは尾が翅に隠れて見えませんのでオナシカワゲラの仲間だと思います。
子供のころよくこの虫の幼虫でオイカワやハヤなどを釣って遊びました。
小さな石を糸で繋いだような巣のなかに必ずいましたが恐々触ったものです。



2008年3月26日水曜日

ルリタテハ


山道を歩いていると突然黒いチョウが元気よく飛びました。
ルリタテハは成虫で越冬するそうです。
崖になっていて背中側からは撮れません。


2008年3月25日火曜日

不明主でなくて不明種

下のと同じ固体です。
濡れた桜の木肌にいました。
翅が大分傷んでいます。

不明主


マエアカスカシノメイガ

雨上がりにコンデジで撮りました、画質はいまいちです。
同定に手間取りましたが何とか見つけました。
3月の蛾で検索したら引っかかりました。
この固体はメスです、オスは尾の先が黒い毛束になっています。
それにしてもガの種類の多いのにはびっくりです。

2008年3月24日月曜日

アシブトハナアブ

なにやら腹部に特徴のある黄色い帯があります。
調べますとアシブトハナアブで早春を代表するハナアブとのこと。
翅に隠れて太い太ももが見えませんが胸部の2本のたてすじと合わせて間違いないと思います。

2008年3月23日日曜日

ムラクモハモダラミバエ

ピントが合っているのか合っていないのかはっきりしない画像です。
でも目だけは怪しく光っています。
この案内板の上で忙しそうに右往左往しているのですがさて何をしているやら。
産卵管が見えますのでメスかも知れません。

キリウジガガンボ

4枚の翅のうち2枚は退化したのだろうか。
2枚でも結構達者に飛び回ります。
近くの田んぼが発生源のようです。
幼虫は稲の根を食い荒らすとか。

2008年3月21日金曜日

セイヨウミツバチ

明るい春の景色です。
ニホンミツバチが天敵のスズメバチへの対抗手段(蒸し殺し)を獲得しているのに対して
歴史の短いセイヨウミツバチはまだ対抗手段がありません。

ビロードツリアブ

ブーンと羽音をたてて忙しく飛び廻ります。
ホバリングしながら器用に吸蜜します。
ずんぐりしているのに運動神経は抜群。
春にだけ現れ、幼虫はヒハナバチの幼虫や蛹に寄生すると書いてあります。

2008年3月20日木曜日

不明種

木肌で動くものを見つけて撮ったには撮ったのですが、さてなんの仲間なのかも
ぜんぜん判りません。5mmぐらいでした。


2008年3月19日水曜日

シャクガの仲間

これまで見たものの中で一番小さいシャクガです。
緑色の模様があります。
いろいろあちこち検索してもぴったりきません。
5回ほどストロボ撮影したら気に障ったらしくて飛び去りました。

ナナフシ (ナナフシモドキ?) の幼生


ロープが直径1cmぐらいですから、2cmぐらいの幼生です。
まもなく日が暮れるというのに何か食べたのでしょうか。
ふらふらと頼りない足取りです。
兄弟がいる筈とあたりを見ても、この子一匹だけでした。

2008年3月18日火曜日

ヒメナガメ

姫菜亀と書くようです。
なるほど、菜っ葉の花の蕾にいました。
ナガメより一回り小さくて模様も複雑です。
成虫で越冬して、あまりの暖かさに活動を始めたようです。
元気よく飛び出しました。
大根などの害虫ということです。

2008年3月17日月曜日

クロヒラタアブ

黒地にクリーム色の3本のライン、成虫で越冬するとあります。

2008年3月16日日曜日

ヒトテンツヤホソバエ

3mmほどのちいさなハエです。
陽のあたる道端にどかっと胡坐をかいて虫の通るのを待っていると
このハエが現れました。
光を反射して、翅がキラキラ輝きハエとも思えません。
翅の紋もなかなかおしゃれです。

2008年3月15日土曜日

クロヤマアリ


これは10日ほど前に撮りました。
5年ほど使ったXPパソコンが故障して、取り替えるのに結構手間取りました。
畑ではクロヤマアリも大忙しで働いていました。

2008年3月12日水曜日

ナナホシテントウ

陽の当たる枯葉の上で落ちないよう器用に交尾していました。
まさにこの世の春ですね。

シロトゲエダシャク 2

今日もまたシロトゲエダシャクのオスを見つけました。
やはり今がシーズンなんですね。
もうフユではありませんから名前にフユがつかないのでしよう。
同じような写真ではつまらないですから顔を大きく撮ってみました。
手?が毛深いです、石垣にへばりついていました。
このガのメスは高い枝の先でコーリング(お尻を上げてフェロモンを出し求愛ポーズをとることらしいです)するそうですから見つけることは不可能かもしれません。
しかも夜遅くなってからのようです、良く調べた方がいたものです。

ところで2月29日に公園で見つけたメスのガは昨夜まだ同じ木にいました。
もうそろそろ2週間が経ちます。見つけた日が羽化した日とは限りませんからずいぶん辛抱強くオスを待っているんですね。飲まず食わずだそうですから心配してしまいます。

ヒシバッタ

体は小さいのですが立派な脚が目立ちます。
体色は変化が多くきりがありません。

ここのところシャクガ等の名前に間違いが多く、詳しい方からご指摘を頂いています。
修正したいのですが不勉強でできません。
ご迷惑をおかけしますがコメント欄などをご参照ください。

2008年3月11日火曜日

テングチョウ

仕事の帰り道、ちょつと道草をしていつものフィールドに行きました。
テングチョウが2頭おっかけっこしながら飛んでは止まり、飛んでは止まりを繰り返していました。
図鑑にも成虫で冬越しをして早春から飛び回ると書いてあります。

ウグイスカズラ

今年はまだウグイスの声を聞きませんが、こちらはもう咲き始めました。
多分失敗したと思っていたコンデジの画像がまずまずでした。

2008年3月10日月曜日

ヒロバフユエダシャク

大きめのフユエダシャクです。今年初めて見つけました。
3月上旬までに見られるとありますから今日が最後のチャンス
だったのかも知れません。
シロフフユエダシャクに比べて明らかに大きく、横に伸びるラインが波にならず
水平的なこと、翅の輪郭に丸みがあることなどが特徴のようです。

2008年3月6日木曜日

コマバムツボシヒラタアブ

昨日、5日は啓蟄でした。
そろそろ虫に逢えそうな予感がして近くの畑に出かけました。
陽が当たるあぜ道を覗くといました、結構虫がチョロチョロしています。
昔の人はよく自然を観察していたんですね。
このアブは2番目3番目の紋がカーブして先が丸くなっているのが特徴とか。
もうタンポポも咲いていました。

2008年3月2日日曜日

シロオビフユシュク?

電柱の下の方にしかも下を向いてとまっていました。
初めて見るシャクガです。
サイトで検索するとシロオビフユシャクに似ていますが自信がありません。
光線の当たり具合で模様が変りますし逆光ではなおさらです。