2007年12月13日木曜日

昆虫病原糸状菌


カミキリムシの一種が天敵の昆虫病原糸状菌に犯されて死んでいました。
とは言ってももう何ヶ月も前のことでしょうが。
不思議なことに、この菌に冒されると高い場所で死ぬというのです。
この写真のカミキリも1mの高さでした。
菌をばらまくのに都合がよいので虫を誘導するというのですがなんとも信じがたい話です。
カミキリムシ以外にもバッタやハチなども感染するようです。
いろいろ検索して見るとこの菌を利用し農薬としてカミキリムシを防除する取り組みが始まっているようなのです。
カミキリがいなくなり、桑や松が被害に遭わなくなるのはとても良いことですが虫好きには少々寂しくなりますね。

2 件のコメント:

ここっとさん さんのコメント...

はじめまして!いつも楽しく拝見させていただいています。この菌、怖いですね。私が住んでいるフランスでも、高いところにとまって、ミイラ化しているツユムシをよくみますが、やはりこれでしょうか。ミイラ化しているだけで、白い菌は見えませんが・・・。

てんとうむし さんのコメント...

フランスにお住まいの虫好きさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
どなたも見ていないと思っていましたのでお礼が遅れました。
お名前も判りませんがこれからも宜しくお願いいたします。
フランスはお仕事でですか?
珍しい虫たちもいるのでしようね。